日本初! 児童の見守り端末から得られたデータを街の安全性向上に活かす 「交通事故のない安全な街づくりトライアル」を行いました
2024年 02月 16日
イノベーションの導入などにより、様々な社会課題を解決し、持続可能で快適なまちづくりを目指すプロジェクト「Fukuoka Smart East」。この取り組みを多くの方々に知っていただくために、2018年より多くの実証実験を支援してきました。
今回は、箱崎小学校の協力の下、見守りサービス「amue link」(※1)を応用することで得られたデータを街の安全性向上に活かす実証実験を実施しました。
見守りGPS端末(※2)から得られたデータを街の安全性向上に活用することは、日本初(※3)の取り組みになります。
※1 amue link概要
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する、超小型のGPSと連携したスマートフォンで位置情報の確認やボイスチャットのやり取りが可能な「見守りサービス」です。
amue linkホームページ
※2 GPSに加え、加速度およびジャイロなど各種センサーを搭載。
※3 歩行者が携帯するGPS端末で安全行動の学習を支援するとともに、市街地の潜在的な事故危険箇所をオンラインで特定することで、歩行者側の事故危険性を低下させる実証実験を、自治体と企業が共同で実施する点において日本初。2023年12月時点。ソニーグループ株式会社およびソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が、ITS世界会議、情報処理学会、IEEEに発表、掲載された論文情報・抄録情報を調査した結果による。
実証実験の内容
専用端末を児童が携帯することで、保護者が子どもの移動履歴や危ない動きをした箇所などを確認することができます。また、得られたデータを個人を特定しない形で集約・分析し、学校や地域等に提供することで、街の安全性向上を図ります。
〇実証期間:2024年1月19日(金)~2024年2月12日(月)
〇対象者:箱崎小学校1年生~4年生のうち希望者約60人
〇実施主体:ソニーグループ株式会社、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
〇支援主体:FUKUOKA Smart EAST推進コンソーシアム(九州大学、UR都市機構、福岡市、福岡地域戦略推進協議会)
〇協力:箱崎小学校