「自動運転バスの実証実験」と「太陽光発電と蓄電池で野外イベントを運営する実証実験」を実施しました

2024年 02月 20日

イノベーションの導入などにより、様々な社会課題を解決し、持続可能で快適なまちづくりを目指すプロジェクト「Fukuoka Smart East」。この取り組みを多くの方々に知っていただくために、2018年より多くの実証実験を支援してきました。

今回は、「自動運転バスの運行の実証実験」と「太陽光発電と蓄電池で野外イベントを運営する実証実験」を同時開催しました。


1.「自動運転バスの実証実験」

JR箱崎駅周辺エリアで、駅や商業施設等の生活に身近な場所に、5か所の乗降スポットを設け、1周3.7kmのルートで自動運転バス運行の実証実験を実施。今回はより安全な運行を目指し、交差点の道路状況(車両・歩行者など)を自動運転バスに伝える「道路と車両の協調」の実験もあわせて実施しました。

日時:令和6年2月17日(土曜日)~3月3日(日曜日)10時00分~17時00分 各日6便

定員:8人(予約枠が5人、予約なしで先着順で乗れる当日枠が3人)

コースや予約等の詳細:自動運転バス(第2弾)の予約受付スタート!(FUKUOKA Smart EASTモビリティ推進コンソーシアムホームページ)

2.「太陽光発電と蓄電池で野外イベントを運営する実証実験」

西尾レントオール株式会社と連携し、電力網からの電源やガソリン等の化石燃料を使用せず、太陽光発電と蓄電池で会場の電力をまかなうイベントの開催に挑戦します。こうした技術は、イベント時だけではなく災害時での活用にも期待ができます。

日時:令和6年2月16日(金曜日)~19日(月曜日)11時00分~17時00分 
※19日(月曜日)は雨天のため中止

場所:JR箱崎駅東口側 筥松南公園(福岡市東区筥松2丁目15)

内容

エアコン付きトレーラーハウスの設置

自動運転バスの遠隔モニタリングシステムをご覧いただける待合スペース(3月3日まで)としても活用。
[災害時の活用例] 救護所、乳幼児スペースなど

設営が容易な大型のエアテントの設置

[災害時の活用例]炊き出し時の食事スペースなど

水循環型手洗いスタンドの設置

[災害時の活用例]水の供給が不十分な避難所やトイレなど

電気で動く「はたらくクルマ」の展示

電気で動く高所作業車やショベルカーを展示しました。高所作業車は希望者に乗車も体験していただきました。

おやこ防災サロン

2月17日(土曜日)、18日(日曜日)の13時00分~14時00分、15時00分~16時00分
来場者参加型の防災クイズやカードゲームで、災害や防災に関することを学びました。

スツール作り体験

2月17日(土曜日)のみ、体験料:1,000円

ビスコ配布

ローリングストックに最適なビスコを数量限定で配布します。

マルシェ開催

会場内でマルシェを同時開催。
冷凍庫やフライヤーなど電力使用量が大きい設備を有するキッチンカーも、太陽光発電で問題なく運営できました。

〇実施主体:西尾レントオール株式会社
〇支援主体:FUKUOKA Smart EAST推進コンソーシアム